今回は日本のホテルの記事です。以前、早朝便で関空からタイに行く際、前泊で利用した関空直結のカプセルホテル「ファーストキャビン関西空港」のご紹介です！
LCC利用の場合は早朝便になるケースが多いと思いますので、快適な前泊をして、初日から全力でパタヤを楽しんじゃいましょう！
場所
関西国際空港の複合施設、エアロプラザの3階にあります。関西空港駅まで行ってしまいましょう！
行き方
関西空港駅改札を出て、右側に進むとエアロプラザへの入口が見えてきます。
直進してエアロプラザ内に入ったら、エスカレーターで3階へ行きましょう。
館内
入口にはグランドピアノが置いてあり、圧巻です！すごく綺麗なレセプションで、カプセルホテルの雰囲気ではありません。
レセプションでチェックインをすると、カードキー、セーフティボックスキーを渡されます。テレビ用のイヤホンや耳栓も置いてあるので必要に応じて持っていきましょう。Wi-Fiも飛んでいますので通信量を節約したい方は積極的に利用しましょう！
また、加湿器、プレッサー、充電器、荷物用チェーンの貸し出しも行っています。特にスーツケースを持っていった場合、宿泊エリアにある荷物置き場にチェーンを付けて置いておくことになると思います。必ず借りておきましょう。
チェックインが終わったので、今回の宿泊エリアである2階に向かいました。カードキーをかざし、宿泊エリアに行くためのドアを開けて進みます。
エリアに入ると、キャビンが立ち並んでいるのが見えてきます。左側に見えるのがファーストクラスキャビンです。広さは4.4㎡と広く作られています。蛇腹カーテンが付いていますね。
今回泊まったビジネスクラスキャビンはこちらです。ファーストクラスキャビンに比べると、広さは2.2㎡と若干狭く作られています。
ロールスクリーンを開けて宿泊部屋を見てみましょう！
部屋（ビジネスクラスキャビン）
カプセルホテルとはいうものの、キャビン型の部屋なのでそれなりにスペースがあります！寝るには十分です！
ベッドは100cmサイズのシングルベッドです。ダイナミックな寝返りをうつには若干スペースが足りませんが、寝相が良い方は全く問題ないでしょう！
タオル、部屋着、スリッパなど、快適に過ごすためのグッズがほぼ用意されています。手ぶらでも安心です。
写真の左側に見える黒いスペースがセーフティボックスです。レセプションでもらったキーで施錠ができますので、貴重品を入れておくと安心です。
ベッドに寝転ぶと、上部に32インチテレビが付いているのが見えます。左側にコンパネがあり、そこにイヤホンを挿せば音を聞くことができます。また、コンパネでは部屋の電気やエアコンを調節することが可能です。コンセントは2つありますので、複数の電子機器を充電することができます。
部屋に鍵はかからないので、寝る時はロールスクリーンを下げて外から見えないようにしましょう！
館内設備
バスルームです。たまたま誰もいなかったので撮影させてもらいました。
めちゃめちゃ広くて、そしてすごく清潔です！ドライヤー、化粧水、綿棒などが揃っていて、自宅と変わらない感覚で利用ができました。
奥に進んでいくと大浴場があります。同時に5～6人くらいが利用可能な広さでした。館内には自動販売機がありますので、お風呂上りに喉が渇いた場合、飲み物はそこで買うと良いでしょう。
部屋内での飲食は禁止となっていますので、何かを食べる時は共有ラウンジを利用してください。ただ、エアロプラザ内には多数の飲食店があるので、そちらを利用されたほうが快適だと思います！
ホテルを出たフロアには和食レストラン、松屋、なか卯があって、2階に下りれば中華レストランやバーガーキングがあるよ！
価格
2019年4月に宿泊。公式ホームページからの予約で、
1泊5,600円（約1,700バーツ）でした。
出発時間によっていくつかプランが分かれています。今回は、17時チェックイン、5時チェックアウトのプランを利用しました。
値段だけでいえば、正直、高いです。空港には共有のベンチやラウンジがあるので、節約しつつ一夜を明かすのであればそちらを利用するのも手です。しかし、あくまで公共スペースですので、人の出入りが激しく安心感が低いのがネックです。
ファーストキャビンはベッドで横になって寝たい、ゆっくりお風呂に入りたい、個人のスペースを確保したい、という方に特にオススメです！ベンチで寝るよりも、翌朝起きたときの疲れ具合が大きく違いますよ！
JFという概念は存在しないと思われます（笑）
メリット・デメリット
- 空港直結の圧倒的便利な立地
- 空港に行くまでの道路渋滞や電車遅延を全く気にしなくて良い
- 個人スペースが確保されており、ぐっすり寝られる
- 大浴場があり、ゆっくりお風呂に入れる
- 男女別フロアに分かれていて、安心感がある
- 通常のホテルと比べて部屋が狭い
- 仕切りが簡易的であり、他人の歩く音やいびきが聞こえることがある（耳栓利用で緩和可能）
- 値段が高い
- 部屋の施錠ができない
- 空港内にあるので周りに遊べるところがない
まとめ
関空内にある便利なカプセルホテル「ファーストキャビン関西空港」のご紹介でした！翌朝、LCCに乗ってタイまで行きましたが、初日から疲れることなく遊べました。
前日の睡眠の質が翌日のコンディションを作ります。前泊予定の方は、ここに泊まると初日から飛ばしていけること間違いありません！
余談ですが、空港に行く前に大阪に来た記念に色々観光して回りました（タコヘーは関東圏の人間です）。
初めて見たとき、パチンコ屋かと思ったわ！
※こう見えてもスーパーマーケットです。
パタヤ、（これからいくので）最高ー！！
基本情報
住所 : 大阪府泉佐野市泉州空港北1番地エアロプラザ3階
チェックイン : 19:00
チェックアウト : 10:00
4月24日 20時追記
残念ながら本日、ファーストキャビンとその関連会社4社が東京地裁に破産申請をしたと報道されました。これにより直営5店舗が営業終了となるようですが、その中にファーストキャビン関空は入っていません。
おそらく、FC（フランチャイズ）契約店舗となっていると思われます。FC契約店舗は新型コロナの問題収束後、オーナーの判断で営業を再開する可能性があるとのことです。
参照元 : 日本経済新聞
参照元 : 株式会社ファーストキャビン
4月30日 0時追記
当社のホームページに各施設の営業状況が掲載されました。
- ファーストキャビン 築地
- ファーストキャビン 京橋
- ファーストキャビン 京都河原町三条
- ファーストキャビン 京都嵐山
- ファーストキャビン 柏の葉
この5ヶ所が直営であり、他の施設は破産申立の対象ではないとのことです。今回ご紹介したファーストキャビン関空は5月31日まで休業中ですが、その後はオーナーの判断で再開可否が決定されると考えてよいでしょう。
参照元 : 株式会社ファーストキャビン
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