タイに行く時によく利用するLCC「スクート」のレビューです!エコノミークラス、スクートPlus(ビジネスクラス)、どちらも乗りましたのでご紹介します!荷物持ち込みの注意点も記載しています!
※情報は2020年3月時点の、成田空港発バンコクドンムアン空港行きのものです。
同価格帯のLCCエアアジア、タイライオンエアの記事はこちらから!
スクートってどんな会社?
Scoot(スクート)は、シンガポールを拠点に運航している格安航空会社です。関連会社にタイを拠点としている格安航空会社Nok Scoot(ノックスクート)があります。ノックエアとスクートが共同出資して設立した会社です。どちらの航空会社も利用したことがありますが、サービス内容はほぼ同じです。航空会社コード「TR」がスクート、「XW」がノックスクートです。便名を確認してみましょう!
搭乗手続きはどこ?
スクートの搭乗手続きは成田空港第2ターミナル、3階のBカウンターで行います。ノックスクートでも同様ですが、B、Dカウンターで行います!
スクート搭乗時の注意点
・カウンターは3時間前に受付開始、1時間前に受付終了
・手荷物預けが有料
・座席指定が有料
・機内サービスが有料(機内食、ブランケット購入など)
・予約の変更、払戻が不可
ほぼ全てのサービスが有料です。これはエアアジアでも同様で、LCCに共通して言えることですね。
チェックイン時間は使用機材がA320の場合、2時間半前の受付開始となります。A320は主に短距離フライトで使用されており、成田-ドンムアン行きはB787が使われています。
荷物についての注意点
・機内持込手荷物は2つまで
・重さは10kgまで
・大きい荷物は「54cm x 38cm x 23cm」で、3辺の合計が最大115cmかつ座席上の収納スペースに収納可能なもの
・小さい荷物は「40cm x 30cm x 10cm」 を超えないもの
エアアジアと異なる部分は、重さが10kgまで大丈夫ということです。エアアジアは7kgです。この3kgの差は大きいです!
空港で重量・サイズオーバーが発覚すると、受託手荷物に預けることになります。当日追加する場合、料金は8,400円!できれば払いたくないですよね。
チェックインカウンターで荷物の重量を測るとき、毎回ドキドキするよ。
もちろん、手荷物は預けることもできます!受託手荷物料金を事前申込する場合、
最初の予約中に申込した場合
20kg – 3,900円 25kg – 4,500円
30kg – 5,400円 35kg – 6,400円
40kg – 7,400円
チケット予約後に申込した場合
20kg – 4,700円 25kg – 5,300円
30kg – 6,300円 35kg – 7,300円
40kg – 8,300円
申込のタイミングによって料金が異なるので気をつけましょう!最初から手荷物を預けるつもりであれば、予約時にセットで申し込んでおくと良いでしょう。エアアジアと異なる点は30kg~40kgの間も5kg刻みになっているところです。料金はエアアジアよりも若干安いくらいです。
セット、その他
スクートは最初の予約時に追加料金を払うことでセットで申込することができます。
フライバッグ
・エコノミークラス
・受託手荷物1個無料(20kgまで、3辺の合計が158cm以内)
3,200円~3,900円の追加料金
フライバッグイート
・エコノミークラス
・受託手荷物1個無料(20kgまで、3辺の合計が158cm以内)
・食事、飲物、スナック付
4,000円~5,300円の追加料金
受託手荷物料金よりも安い場合があるので、場合によりセットを活用すると良いでしょう!
その他、お休みキット(ブランケット、アイマスク、ネックピロー)が1,500円、優先搭乗が500円で追加可能です。
座席指定について
座席指定料金は1,000円~6,600円です。座席指定に関しては、最初の申込でも、チケット購入後の申込でも値段が変わりません。
エコノミークラスで快適に座りたい場合は一番前の席である「ストレッチシート」がオススメです!料金は6,600円です。足が伸ばせるだけで疲れ具合が全然変わってきます。
快適さは金で買える!
搭乗口へ!
搭乗口への集合時間は出発1時間前が基本です。これはエアアジアと同じですね。1時間前に集合してもすぐには乗れないケースが多いですが、早めに近くまで行って待っていれば安心です!
エコノミークラス
機内の様子
スタンダードシート
スタンダードシートの様子です。座席の間隔ですが、広くはありません。席の作りもかなり華奢で、なんともLCCらしい感じです。以前、後ろの人が私の席を思いっきり引っ張って立ち上がるという荒業を披露してくれたんですが、めちゃめちゃ簡単に座席が動きます。
立ち上がるたびに毎回やられて参ったよ。全く寝られなかった。周りへの気遣い、マナーは本当に大切!
ストレッチシート
ストレッチシートの様子です。一番前なだけあって、足元はかなり広いです。席によって広さが違うものの、86cm以上あります!
好きなだけ足を伸ばすことができます!誰にも文句は言われません!6,600円の価値は十分にあると思います!
サービス
追加で何か購入しない限り、サービスは何もありません。
スクートPlus(ビジネスクラス)
以前はスクートビズと呼ばれていました。こちらは通常のキャリアでいう、プレミアムエコノミー的な位置付けです。ビジネスクラスではあるものの、エアアジアのようにフラットになるシートではありません。エアアジアでは成田空港でプライオリティレーンが使えましたが、スクートPlusでは使えませんでした。
サービス一覧
・革張りの座席でヘッドレスト、フットレスト、肘掛け付き
・座席に電源あり、Wi-Fiが30MB分無料
・30kgまでの受託手荷物無料
・機内持込手荷物2個、15kgまで無料
・座席指定無料
・機内食、ドリンク、お菓子付
・優先チェックイン、優先搭乗可
サービス内容はなかなか充実していますね!
機内の様子
まず、座席がかなり大きいです!そしてフカフカ!まるでソファみたいな座り心地です。幅は56cmあります。リクライニングは15cmで、最大まで倒すとかなり横になっている感じがします。ヘッドレストが動かせるので、好きな位置に合わせましょう。
後ろから見るとこんな感じです。肘掛けが大きいので、隣の人と当たることはありません。些細なことかもしれませんが、ストレスを感じなくて済みます。
一番前の席に座りました。足元のスペースは約96cmあり、まっすぐ足を伸ばしてもスペースが余ります。快適です!
その後、後ろの席にも座ってみましたが、やはり広いです。どこの席でも十分な広さが確保されています!一番後ろの席を指定すれば後ろの人を気にせずリクライニングをマックスに倒せるのでオススメです!かなり満足できます!
ブランケット貸出は行っていないようで、マイナスポイントでした。
機内食
機内食が無料で付いてきます。メイン料理はチケット予約時に好きなものを指定できます。今回はマッシュルームとマカロニのミートソースを選びました。ドリンクは機内で選べます。お菓子はその日ごとに決まったものが配られるようです。
プラスチック容器に入っていて見た目はお世辞にも良いとは言えないものの、味は濃厚でかなり美味しかったです!エアアジアの機内食よりもワンランク上な印象でした!
料金
エコノミークラスは往復30,000円~40,000円(成田午前発、ドンムアン深夜発)で乗れることが多いです。閑散期やセールでは20,000円台でチケットが取れたこともありました!
スクートPlusは片道50,000円~70,000円台が通常価格ですが、早めの予約やセール価格だと35,000円程度で予約できることがあります!安くなっている時は狙い目です!
航空券、ホテルの予約はExpediaがオススメです!スクートのチケットが簡単に取れます!
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まとめ
エコノミークラスだけで見ると、スクートもエアアジアも正直大差ありません。私はたまたま調べた時に料金が安かった方に乗ることにしています!皆さんもお好きな方に乗ってみてください!
余談ですが、成田空港から飛び立つ前、ゴミ箱にこんなものがありました。
怖っ!!!
というか、何に使ったんだよこんなもの!
せめてゴミ箱の中に入れていけよな!
こんなもの見ちゃって何かまずいことが起こるのではないか・・・と不安になりました。が、スクートPlusの座席に吸い込まれた数分後には爆睡してすっかり忘れてましたとさ!
スクート、最高ー!!
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