いつもタイに行く時に利用するLCC「エアアジア」のレビューです!エコノミークラス、プレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)、どちらも乗ってきましたのでご参考にしてください!荷物持込の注意点についても記載しています!
※情報は2020年3月時点の、成田空港発ドンムアン空港行きのものです。
※タイ・エアアジアXは、2020年3月16日から3ヶ月間運休することを発表しています。
エアアジアってどんな会社?
AirAsia(エアアジア)は、マレーシアに拠点を置く格安航空会社(LCC)です。成田空港ードンムアン空港を結ぶ便は実際にはエアアジア子会社の「Thai AirAsia X(タイ エアアジア X)」が運営しています。こちらはバンコクに拠点があります。航空会社コードは「XJ」です。便名を確認してみましょう!今回乗った便はタイ・エアアジアXのものですが、分かりやすく表現するため全てエアアジアと表記しています。
搭乗手続きはどこ?
エアアジアの搭乗手続きは成田空港第2ターミナル、3階のNカウンターで行います。
エアアジア搭乗時の注意点
・カウンターは3時間前から受付開始、1時間前には受付終了
・手荷物預けが有料
・座席指定が有料
・機内サービスが有料(機内食、ブランケット貸出など)
・予約の変更、払戻が不可
LCC共通の特徴ですが、ほぼ全てのサービスが有料です。便を予約すると座席が用意されるのみだと考えてください。だからこそ、格安で乗れるのです!
荷物についての注意点
荷物を預けずに乗る場合、機内に全ての荷物を持ち込む必要がありますが、注意点があります。
・機内持込手荷物は2つまで
・重さは7kgまで
・大きい荷物は「56cm x 36cm x 23cm」を超えず、かつ収納棚に入るもの
・小さい荷物は「40cm x 30cm x 10cm」 を超えないもの
空港で重量・サイズオーバーが発覚すると、受託手荷物に預けることになりますが、その時の追加料金はなんと10,000円!くれぐれも注意しましょう!
時々、際どかったり少し超えていても大丈夫な時があるけど、
どんな運命になるかはスタッフさんの裁量次第だね。
そんなの考えるの面倒だから、荷物を預けてしまう、というのももちろん可能です!受託手荷物を事前申込する場合、
最初の予約中に申込した場合
20kg – 4,100円 25kg – 4,700円
30kg – 5,700円 40kg – 8,200円
チケット予約後に申込した場合
20kg – 4,700円 25kg – 5,400円
30kg – 6,500円 40kg – 9,400円
と、申込のタイミングによって料金が異なるので気をつけましょう!最初から手荷物を預けるつもりであれば、予約時にセットで申し込んでおくと良いでしょう。
液体物、リチウムイオンバッテリーは要注意!
荷物を機内に持ち込む場合、荷物検査を受ける必要があります。液体物やリチウムイオンバッテリーを持ち込む際のルールが厳格に定められています。特にここで引っかかることが多いので要注意です!
液体物
・100ml以下の容器に入っている
・容量1リットル以下のジッパー付透明プラスチック袋(20cm x 20cmが目安)に収納
・1人1袋まで
プラスチック袋ってなんだ?と思うかもしれませんが、以下のようなジップロックで大丈夫です。
ルールを外れて検査に引っかかってしまった場合は、残念ながらその荷物を廃棄することになってしまいます。それだけは避けなければなりません!
シャンプー、リンス、歯磨き粉、日焼け止め、ワックス、化粧水、香水など、これらは全て液体物ですので、よく厳選して持っていきましょう!現地で購入できるものはあえて持っていかないのも一つの手です。
リチウムイオンバッテリー
リチウムイオンバッテリーを預け入れ荷物に入れることは禁止です!理由は、爆発や発火の恐れがあるからです。必ず機内に持ち込みましょう。サムスンのギャラクシーノート7のように一部の機器は機内持ち込みすらできない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
座席指定について
座席はチェックインすると自動的に割り振られるのが原則です。たとえ、友人と一緒に乗ったとしても離れて座ることになる場合があります。それがLCCのルールなのです。少しでも良い席に座りたければ座席指定をして、座席を購入する必要があります。
これまでの経験から、早めにチェックインすると後ろの座席から埋まっていく傾向があることに気付いたよ。前の方に座りたければ遅めのチェックインが良いかもね。
※体感上の話なので、あくまでご参考です。
座席指定料金は、最初の予約中で申込した場合は「1,749円~6,899円」、チケット予約後に申込した場合は「1,929円~7,589円」と受託手荷物同様、値段が変わりますのでご注意ください。
エコノミークラスで快適に座りたい場合は一番前の席「ホットシート」を予約することをオススメします!席の位置によりますが、最初の予約で申込すれば「5,899円~6,899円」で購入が可能です。足が伸ばせて疲れのない空の旅になること間違いなしです!
搭乗口へ!
搭乗口への集合時間は出発1時間前が基本です。ただ、1時間前に集合してもすぐには乗れないケースが多いです。とはいえ、早めに行ってベンチに座って待っていることをオススメします。私は大体売店で買った新聞をベンチで読んで過ごします。日本を飛び立つ最後の瞬間までは誰が見ているか分かりませんので、真面目な振りをしているのです。
エコノミークラス
機内の様子
スタンダードシート
スタンダードシートに座った時の様子です。座席の間隔ですが、膝と前の座席との間にこぶしが1~2個入る程度です。お世辞にも広いとはいえません。かなり窮屈ですが、タイに着くまで修行しているつもりで座りましょう!
ホットシート
ホットシートに座った時の様子です。優先搭乗が可能なので、入場一番乗りです!つかの間ですが、誰もいない機内を楽しむことができます!当然、収納棚が埋まっていることもありません。
足元はかなり広いです。好きなだけ足を伸ばすことができます。約7,000円の追加料金ですが、支払う価値は十分にあります!!
そのお金、現地で使ったほうがいいんじゃないか?
と思う方は大人しくスタンダードシートに座りましょうね。
サービス
特になし!!!
何もサービスがないので、搭乗してからずっと寝ていたとしても起こされることがありません。爆睡しすぎて出入国カードがもらえなかったことすらありました。機内食サービスがあると途中で起こされるケースがありますので、ある意味メリットと取ることができますね。快適です!!
プレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)
プレミアムフラットベッドを予約した場合、色々な恩恵を受けることができます!特に便利だったものをいくつかご紹介します。
プライオリティレーンが使える!
成田空港ではプライオリティレーンが使えます。並ばないで出国審査が受けられますので、非常に快適です!見てお分かりの通り、ガラガラです。 このプライオリティレーン、残念ながらドンムアン空港にはありませんでした。
優先搭乗口がある!
飛行機に乗る時のこの看板、見覚えがあると思いますが、この看板を左に曲がることができます。少しだけ、優越感があります。
その他、サービス一覧
・40kgまでの受託手荷物無料、到着時の手荷物優先受取
・予約変更可能(差額発生時は別途支払)
・座席指定無料(12席から好きな場所を選べる)
・優先搭乗カウンター利用可能
機内の様子
見て分かるとおり、かなり個人スペースが広い座席です。LCCとはいえ、ビジネスクラスらしい雰囲気を持っています。座席には電源が付いており各種機器を充電することが可能です。水がサービスで付いてきて、着席と同時にもらうことができます。
枕とブランケットをサービスで貸出してもらえます。フラットベッドの名前の通り、リモコンを操作することで横になって眠ることができます。180度真横にはなりませんが、それに近い角度まで横にすることができました。
普通に座る分にも足元はかなり広いです。
・・・めちゃめちゃ快適で気付いたら爆睡していました!これを覚えてしまうとエコノミークラスでは行けなくなってしまいそうです。
唯一残念だったのは、飛行機が到着する前に枕とブランケットを取り上げられてしまうことです。片付けを早めにしないといけないのでしょうか、仕方ないですね。
機内食
機内食が無料で付いてきます。チケット予約時に照り焼きチキンライスを指定しておきました。見てお分かりの通り、かなり簡素なものです。
味は可もなく不可もなくといったところです。機内食だし、この味で仕方ないかな、というレベルでした。あくまで、サービスの一環ですからね!
料金
エコノミークラスは往復30,000円~40,000円(成田午前発、ドンムアン深夜発)で乗れることが多いです。閑散期では20,000円台で乗れることもあります。往復ですよ?
新幹線の自由席で東京~新大阪を往復するより安いやん・・・。
プレミアムフラットベッドは片道70,000円台が通常価格ですが、早めに予約したり、セール価格に当たったりした場合、なんと30,000円台で乗れることがあります!ほぼフルフラットで超快適!30,000円台の時は狙い目です!!
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・国内・海外の航空券のお得情報が満載!
そして・・・
約6時間半のフライトを終え、無事にドンムアン空港へ到着したのでした!
まとめ
最後に、タイに飛び立つ前の心構えをお伝えしておきます。それは、日本の空港で「恥」を置いていくこと!です。これができなくて初めてのタイ旅行では帰国時に後悔したのを良く覚えています。帰ってきたら置いてきた「恥」を取り戻しましょう!これをすることで、よりいっそうタイが楽しめるようになること間違いなしです!
ちなみに、私が感じているエアアジアの最大のグッドポイントは、
CAさんの制服が超セクシー!これに尽きるね!
エアアジア、最高ー!!
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