タイ首相、バンコクのバーや娯楽施設などに3月末まで一時閉鎖の命令

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先日ご紹介したタイのナイトライフ業界閉鎖に関する、新たな発表がありました。

The Prime Minister of Thailand, Prayut Chan-o-cha, has announced that out of precaution due to concerns of the potential spread of the Covid19 novel coronavirus, temporary precautionary measures will be made including the temporary closure of entertainment venues, boxing gyms, bars, massage shops, cinemas and educational places, such as schools, in Bangkok and the Greater Bangkok Metropolitan Area.

Prime Minister of Thailand officially announces further precautionary measures for Greater Bangkok Area including temporary close of entertainment venues

タイ首相は、新型コロナウイルスが拡散する可能性への懸念から、一時的な予防措置としてバンコク首都圏の娯楽施設、ボクシングジム、バー、マッサージ店、映画館、学校などの教育施設に対し、一時閉鎖命令を出した。

期間は3月18日から3月31日まで。ショッピングモールやレストランはこの限りでないが、予防・衛生基準を守る必要があり、大規模な集会は禁止。

 

いよいよバンコクではナイトライフ業界を含めた店舗の一時閉鎖が行われることとなってしまいました。ただ、人々は自由に動けるため、ロックダウン(厳重な封鎖)という言葉を使うのは間違いだと強調しているとのことです。

パタヤはどうなのでしょうか?気になるところですが、パタヤに関しても記載がありました。

It does not include Chonburi or Pattaya at this time and is not a country wide temporary closure but limited to areas where clusters have been found or suspected.

Prime Minister of Thailand officially announces further precautionary measures for Greater Bangkok Area including temporary close of entertainment venues

現時点ではチョンブリーやパタヤは含まれておらず全国的な一時閉鎖ではないものの、クラスターが発見されているか、疑われているエリアに限定されている。

 

他の場所の娯楽施設の封鎖はその地区の知事の裁量によるとされており、パタヤも同様であるとのことです。つまりパタヤではバンコクのような一時閉鎖はなく、現時点では通常通りの営業が可能ということですね。

合わせてソンクラーンの延期が公式に承認されたと書かれています。ソンクラーンをいつ開催するかは未定だそうです。以前から延期が噂されていましたが、遂に公式に中止となってしまいました。残念ですが、仕方ありません。

 

航空業界が相次いで休航しており、観光客は激減。施設やお店が苦しんでいる中で急遽決定したこの措置。

なかなか厳しいですが、背に腹は代えられない。危機感を持って早めに手を打ってくるあたり、さすが観光大国タイといったところでしょうか。

日本では政府が学校へ閉鎖の要請を出したものの、それ以外の機関(企業など)に対しては、各々の判断に任せていますよね。新興国であるタイがこのような措置を取っているのですから、参考にして少しでも見習うべき点があれば取り入れていくと良いのかもしれませんね。

 

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