タイ首相、ナイトライフ業界閉鎖の提案を拒否

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コロナウイルスの蔓延を受け、タイ・ナイトライフ業界のニュースの動きについて動きがあったようです。その中でパタヤの産業についても記載がありましたのでご紹介します。

Speaking at a short press conference following a lunchtime meeting in Bangkok this afternoon, the Thai Prime Minister, Prayut Chan-O-cha, has stated that for now, at least, he has rejected the suggestion from The Thai Public Health Minister to close the countries tens of thousands of nightclubs, bars, live music venues, massage shops, karaoke clubs, pubs and other types of entertainment.

Thai Prime Minister rejects “suggestion” to close nightlife, bar and entertainment industry at this time

2020年3月14日行われた記者会見で、タイ保健省のアヌティン・チャーンウィーラクーン大臣がナイトライフ業界(バーなどの施設)を閉鎖を提案するとしていた。

しかし、3月15日、プラユット・チャンオチャ首相は少なくとも今のところはこれを拒否したと述べた。

 

実際には賛成にしろ反対にしろ、現時点では必要ないと感じた、と書かれています。ただし、状況が悪化した場合は顧客を保護する対策を講じるために、事業主へ協力を求めたとのこと。 

要は今すぐには判断できないといったところでしょうか。

 

また、その理由については、

Thailand’s massive nightlife industry, especially in Bangkok, Phuket and Pattaya employ hundreds of thousands and draw millions of visitors from around the world yearly. Pattaya in particular generates about 80 percent of it’s revenue from the tourism and nightlife industry, both domestic and foreign. A closure of the industry would severely impact not just the economy but likely send the majority back to their family homes in rural Thailand, possibly spreading the virus if they are asymptomatic.

Thai Prime Minister rejects “suggestion” to close nightlife, bar and entertainment industry at this time

タイのナイトライフ産業、特にバンコク、プーケット、パタヤは数十万人の雇用を生み、毎年何百万人もの世界中の観光客を呼び込んでいる。特にパタヤは収益の約80パーセントを国内外の観光やナイトライフ産業から生み出している。

産業の閉鎖は経済に深刻な影響を与えるだけでなく、多く(失業した労働者)を田舎の家族の家に帰すことになり、もし無症状だった場合ウイルスを拡散する可能性がある。

 

ナイトライフ産業を閉鎖することにより、多数の労働者が失業。結果、田舎に帰ることになる。しかし、もし労働者がウイルスに感染していた場合、タイの田舎にウイルスが拡散されてしまう懸念がある、と書かれていました。

特にパタヤのナイトライフ産業で働く大多数がイサーン地方の出身で、そこは貧しく弱い高齢者が多い地域であるとのこと。

安全を重視し、ナイトライフ業界を閉鎖したことで更なる悲劇を呼び起こす可能性がある。観光産業に依存しているパタヤだからこそのジレンマといえるでしょう。今は状況を注視するしかないという判断になっても仕方ありません。

 

現時点ではナイトライフ業界の閉鎖はないようで、通常営業となっていることが分かりましたが、今後もニュースがあれば都度ご紹介していきたいと思います。

 

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