今回はバンコクの観光スポットの記事です。定番観光スポットの一つ、ワット・アルンをご紹介します!
タイ観光といえば寺院!
ワット・アルンには思わず見とれてしまうほど綺麗な大仏塔があります!ここで見られる光景はまさにタイの象徴です!日本では味わえない雰囲気を感じられること間違いなしです!タイ観光をする上で絶対に外せないスポットであり、必見です!
近辺には涅槃仏、ワット・ポーがあります。すぐ近くにありますので、ワット・アルンに来たのであれば合わせて行ってみることをオススメします!
ワット・ポーの記事はこちらから!
場所・行き方
ワット・アルンはMRT「Sanam Chai(サナーム チャイ)駅」から約700m離れたターティアン船着場を経由して、船で行くことになります。
ターティアン船着場の場所はこちらです。ワット・アルンはチャオプラヤー川を挟んだ向かい側にありますので、川を渡るために船に乗る必要があるのです。
MRTを降りたらまずはターティアン船着場を目指しましょう!徒歩10分もあれば到着できるでしょう。
この建物がターティアン船着場です。そのまま建物に入り、まっすぐ進んでいくと船の乗り場があります。
乗船料金は料金3バーツ(約11円)です。
※2021年4月現在、乗船料金は3バーツ → 4バーツに値上げされました。
えっ!?それでもめっちゃ安いな・・・。
料金を払った後は速やかに船に乗り込みましょう!発着場の足場はは川を通る船が起こす波で結構揺れます。くれぐれも落ちないように注意してください!チャオプラヤー川の水はかなり汚いので万が一落ちた場合、大変なことになってしまいます!
想像もしたくないね。
船が出発して約5分で向こう岸に到着します。
上記とは違った手段で行くことも可能です。ワット・アルンはMRT「Itsaraphap(イサラハップ)駅」から約1kmの距離にあるため、ここから歩いていくことも可能です。ただ、タイの猛暑の中を約1km歩くのはなかなか大変なので、熱中症には要注意です!
2019年9月にMRTが延伸するまでは「Hua Lampong(フア ランポーン)駅」からタクシーやトゥクトゥクで船着場まで行くか、BTS「Saphan Taksin(サパーン タクシン)駅」から水上バスで行くのが主なルートでした。
MRTの延伸、本当に助かるよね!時代が移り変わるのは早いのだ・・・。
今は駅から歩いて行けるようになり、非常に便利になりました!
ワット・アルンとは
アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。 アユタヤ時代に建立され、当時はワット・マコークという小さな寺院でしたが、1779年、トンブリ王朝のタークシン王がエメラルド仏を祀りワット・アルンと名付け、第一級王室寺院としました。トンブリ王朝からチャクリー王朝となってからはワット・プラ・ケオが第一級王室寺院となり、エメラルド仏も移されました。大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座には王の遺骨が納められています。
ワット・アルン(暁の寺) | 【公式】タイ国政府観光庁
ご参考にしてください!
注意点
ワット・アルンは観光地とはいっても寺院です。寺院は神聖な場所とされており、服装規定が定められています。規定を満たさない場合、入場を断られることがあります。くれぐれも注意してください!
例えば以下のような服装は好ましくないとされています。
- タンクトップ、短パン、ダメージジーンズ
- 帽子、サングラス、サンダル
- キャミソール、ホットパンツ、ミニスカート、他、身体のラインが分かる服装
この服装で行ったからといって入場を必ず止められる!というわけではありません。もし、入口で止められてしまった場合は身体に巻く布や羽織る布を身に着けるようにいわれます。この布が有料の場合があり、無駄な出費となってしまうのです。
布を巻けば入場はできるとはいえ、最低限のマナーとしてこれらの服装は避けたほうが良いでしょう。
このように、入口にも注意書きがあります。服装以外にも、仏像に対して敬意を払うよう書かれています。
入口付近の様子
船着場を降りて進んでいくと入口に到着します。入口付近にも見所がありますのでご紹介します!
山門
こちらは山門と呼ばれる場所です。ここにはヤック(鬼神)・モック(猿神)という門番がいます。左の緑色がモック、右の白色がヤックです。ものすごい迫力です!
すごく綺麗に装飾されており、思わず惹き付けられる何かがあります。
これ、スト2のベガステージに立ってる像に似てないか・・・?
などと余計なことは考えず、現地の雰囲気を楽しみましょう!
本堂
山門を通り過ぎて進んでいくと次に本堂が見えてきます!本堂は自由に出入りすることができます。入場する際は靴を脱いで上がりましょう。
現地の方がお祈りしていることがありますので、テンションが上がってしまったとしても騒がないようにしてくださいね!
入口の柱には金色の装飾が施されています!これだけギラギラしているにもかかわらず、決して下品さを感じることがありません。タイの寺院の厳かな雰囲気によるものなのでしょうか。
本堂内の様子です。本堂内は静まり返っていて、なんとも重苦しい雰囲気があります。座って瞑想していると、心が洗われるような気分になってきます。
壁一面にはびっしりと絵が描かれています!これは釈迦の生涯を表した絵だそうです。中央には釈迦像が置かれています。この釈迦像はラーマ2世が顔を彫ったといわれているそうです。その台座にはラーマ2世の遺骨が納められています。
大仏塔へ
本堂を出て、来た道を引き返して塔の方へ進んでいきましょう。山門の前まで来ると既に大仏塔が見えていることと思います。
そのまま道なりに進んでいくと、大仏塔エリアへの入口反対側にチケット売り場があります。ここでチケットを購入します。拝観料(チケット)は50バーツ(約175円)です。
※ワット・アルンの拝観料は2020年6月から50バーツ → 100バーツに値上げされました。
入場するとすぐに塔が見えてきます!仏塔は全部で5基あります。特筆すべきはその質感でしょう!陶器が散りばめられていて、色鮮やかで素晴らしい仕上がりです!すごく綺麗です。
中央は今回の目玉である、大仏塔がそびえ立っています。高さは75mあり、とにかく大きいです!大仏塔を囲うように4つの小仏塔が配置されています。どれも本当に惚れ惚れする質感です!
海外の方が日本の京都に来た時、こんな気持ちになるのでしょうか。
そんなことを考えながら観光をしていました。
大仏塔には階段があり、上に登って行くことができます。すごく急な階段となっているため、気をつけて歩いてください!
間近で塔を眺めているだけなのですが不思議となかなか飽きず、しばらく滞在していました!特に、晴れた日には青空と塔の白色が絶妙にマッチしていて、すごく良い雰囲気となっています。タコヘー的には晴れた日の観光がオススメです!
まとめ
バンコクのド定番の観光スポット、ワット・アルンのご紹介でした!非常に有名な寺院であるため、訪れたことのある方が多いのではないでしょうか?
数えてみたら、4回も行ってたよ。
タイには何度か行っていますが、慣れてきたと思っていても寺院に来ると毎回、ここはタイなんだと認識させられます。その雰囲気やお祈りしている光景など、タイの寺院では現地の文化を強く垣間見ることができるからです。
寺院の見栄えもすごく大切ですが、歴史や背景をあらかじめ知った上で拝観すると、よりいっそう寺院観光を楽しむことができるのではないでしょうか。
何も知らないまま寺院に行くと、
タコヘーみたいにスト2のタイステージのことしか思い浮かばなくなっちゃうからね!
スト2って各国のイメージをすごい方向に植えつけていますよね!?
バンコクも最高ー!!
おまけ
ワット・アルンは2017年秋ごろまで約4年かけて改修工事が行われていました。その期間はこのように足場が組まれていました。
この写真は2017年1月の写真です。改修工事が終盤に差しかかった頃でしょう。さて、改修工事完了後のワット・アルンはどのように変わったのでしょうか!?
・・・正直わからん!
どうやら、白みがかなり増したみたいです。変化を敏感に感じ取れる感性が大事!
バンコクも最高ー!!
基本情報
住所 : 158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600 Thailand
営業時間 : 7:30~17:30
拝観料 : 100バーツ ※2020年6月より50バーツ → 100バーツに値上げされました。
※短パン、ホットパンツ、タンクトップなど過度な露出を伴う服装では入場を断られる場合がありますのでご注意ください。
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