パタヤには様々な種類のレストランがあります。タイ料理はもちろん、洋食、和食、中華料理、インド料理など道を歩けば大抵の国の料理を食べることができるといっても過言ではありません。
そんな各国料理の中でも一大勢力に属するものといえば、
そう、韓国料理です!
今回は韓国料理レストランMr.yangkkochi(ミスター ヤンコチ)をご紹介します!ミスターヤンコチはラム肉が売りのお店で、味が良いのはもちろんのこと、とにかくシステムが面白いのです!
全自動で焼かれる串を楽しむことができ、それを店員がすべて取り分けてくれるという、至れり尽くせりなレストランとなっています。回る串は一見の価値ありです!
クラブハリウッドの近くにあるため、ディナーで楽しんだ場合はそのまま遊びにも行くこともできてしまいます!
場所
ミスターヤンコチはセカンドロードとサードロードの間にあります。ビーチロード側から行く場合はソイ3かソイ6から向かうと徒歩約10分で到着可能です。
ソイ3付近から向かう場合、セカンドロードにあるセントラルマリーナとサバイルームの間の道をサードロード方面に歩いて行きましょう。
そして、突き当たりを右折して約60m進むと、右側にミスターヤンコチがあります。羊肉串の看板が目印です!
ソイ6から向かう場合、セカンドロードにあるバンコク銀行とセブンイレブンの間の道をサードロード方面に歩いて行きましょう。
歩いていくと途中で道が二股に別れますので、左折しましょう。
この通りを約400m進むと左側にミスターヤンコチが見えてきます。途中、右側にパタヤで有名なクラブ、ハリウッドがあります。
ミスターヤンコチはハリウッドに行く前の腹ごしらえをするのにも最適な位置にあるお店です!
外観
紫色の屋根にハングル文字で「양꼬치」と書かれています。
これは・・・全く読めないぞ!
正直、何と書いてあるかは全く分かりません。
しかし、「串」と「BBQ」という文字や串を焼いている職人の絵、お肉の写真などがお店の外にありますので、これを見ればどのようなお店なのか、何となく分かる気がしてきますね。
タコヘーが調べてみたところ、韓国語で「양(ヤン)」が「羊」で、「꼬치(コチ)」が「串」という意味だそうです。ヤンコチの意味はそのまま「羊肉の串」となります。発音を調べてみたところグーグルの機械音声では「ヤンッコッチ」と聞こえました。
店内の様子
店内の様子です。綺麗に磨き上げられたテーブルが規則正しく並んでいて、清潔感のあるものとなっています。
今回は入店した時間が早かったためか、タコヘーの他には誰もいませんでした。普段は韓国人旅行客を中心に賑わうのでしょうか。
好きなところに座って良いといわれたので、今回は堂々と真ん中の席を陣取ることにしました!
もちろん1人でな!
このように一人席もあるので、もしかすると混雑しているときはそちらに座るよう促されるのかも知れません。しかし、今回は貸切状態だったため遠慮なく4人席に座らせてもらうことにしました!広々していて最高です。
メニュー
メニューは韓国語・英語・タイ語で表記されています。幅広い人種に対応しており、お店の親切さが伺えます。
万が一これらの言語が分からなかったとしても、すべてのメニューに写真が掲載されているため、どんな料理が出てくるのかイメージしやすくなっています!
こちらはフードメニューです。メインのラム肉だけでなく、豚肉、エビ、イカ、タコ、カキなど種類は様々です。
その日の気分で好きなものを注文しよう!
こちらはドリンクメニューです。タイのビールはもちろん、中国のチンタオビールや韓国焼酎なども用意されており、なんとも韓国料理レストランらしいラインナップとなっています。
ビールはどれも大きいサイズとなっており、通常、バーなどで出てくるサイズの約2本分ありますので注意してください。
今回はメニュー1番のLamb Skewers(羊肉串)とシンハービールを注文することにしました!
料理が到着
何だこれは?
5分ほど待ったところでシンハービールと、
謎の付け合わせが運ばれてきました!サンチュ・キムチ・カクテキ・玉ねぎ・うずらの卵・落花生・卵焼き・味噌汁とすごく豪華です!
・・・こんなの頼んでないぞ!?一体いくらかかるんだ?
こうして考えている間にもどんどんと料理(付け合せ)が運ばれてきてしまいました。予想だにしない展開にビビったものの、気にせず食べてみることにしました。
炭と串焼機
付け合わせが一通り運ばれてきた後は、テーブルに炭と串焼機がセットされました。
羊肉串
そしていよいよラム肉が運ばれてきました!ラム肉は8本セットです。にんにく串が付いています。
にんにく串も注文していないよ・・・。
料理は文句なく美味しそうである反面、若干の不安を感じざるを得ないのでした。
肉の焼き方
さて、食材が揃いました。早速、ラム肉串とにんにく串を目の前の串焼機にセットして焼いていきましょう!
・・・どうすればいいのか全然わからない!
全く心配しなくて大丈夫です!なぜなら、串は全て店員(今回はオネーチャンでした)がセットしてくれるからです。自分では何もする必要がありません!
こうして、オネーチャンの手によって串がセットし終わりました。タコヘーは何もせずただ見ていただけです。そして、この串焼機が全自動となっていてすごく面白いのです!
串をよく見ると、下のほうに歯車が付いているのが分かるでしょうか?この歯車は炭の周りを囲んでいる金属のパーツのくぼみにうまくはまるようになっています。
そして、この金属パーツが左右に動くことでこの歯車が回り、串がグルグルと回転する仕組みとなっています。
動画になっているので、再生してみてください!タコヘーはこの仕組みが面白くてしばらく眺めていました!
焼けるのを待つ
ラム肉が焼きあがるまでは時間がかかります。なので、ビールを飲むのに合わせて最初に運ばれてきた付け合わせをつまむことにしました。
この付け合せは食べ切って皿が空になると、
・・・はいよ。
何も注文していないのにオネーチャンがどんどんおかわりを運んでくるのです!もうどうにもなりません。
もういいや。食べまくろう!
不安はあったものの、開き直って食べまくることにしました!
焼きあがり
さて、そうこうしているうちにラム肉が焼きあがりそうです!焼きあがりになるとまたまたオネーチャンがテーブルに来てくれました。
そして、焼きあがった肉やにんにくを串から外して皿に置いてくれたのです!
ものすごく至れり尽くせりだね。
写真ではにんにくがバラになって手前の皿に置いてありますが、これは全てオネーチャンがやってくれたものです。焼きあがったラム肉を全て串から外した後は、まだ焼いていないラム肉をセットしてくれました。
気になるラム肉の味ですが、すごくジューシーで羊の臭みがほとんど感じられません。しっかりした歯ごたえもあり、すごく美味しいです!塩をつけていただきました。
ラム肉を食べつつ、にんにくもバクバク食べていたらオネーチャンが新たなにんにく串を運んできて、また焼いてくれました。
もはや無限ループです。
強いて難点を挙げるとすれば、肉が小さいことですかね。この料理はあくまで串焼きであって、すぐに食べられてしまうため、じっくり肉の味わいを楽しんで食べるという感じではありませんでした。
とはいえ、何もせず美味しくお肉が食べられるシステムは最高です!
お会計
こうして無事にラム肉を食べきって大満足です!しかし、気になるのがそのお会計ですよね。
付け合わせがどんどん補充されるわ、オネーチャンがつきっきりで串を焼いて、最後には外してくれるわでさぞ高い食事代になっただろうとビビっていました。
まあ、少しくらい高くても仕方ないか・・・。
そう思いながらチェックビンです!果たしてお会計はいくらなのでしょうか・・・?
なんと!
500バーツ!(約1,750円)でした。
ほら、やっぱり追加料金が・・・かかってない!?
ミスターヤンコチは韓国料理レストランです。韓国料理では小鉢に入ったおかず(バンチャン)がサービスで出されることが多いのです。そして、このお店のバンチャンはおかわり無料だったのでした!
・・・すごく勉強になりました。
まとめ
韓国料理レストランMr.yangkkochi(ミスター ヤンコチ)のご紹介でした! ラム肉が美味しいのはもちろん、システムがとにかく面白いお店となっていましたね!
このシステムはとにかく最高です。バンチャンをつまみにお酒を飲みながら誰かと話に夢中になっていたとしても、串は全て店員が面倒をみてくれるため、肉の焼きあがりを気にする必要がないのです!焼肉奉行が不在でも大丈夫な、すごく便利なサービスですよね!
日本にこんなお店があるでしょうか?少なくとも、タコヘーは経験したことがありません。ここは一人でも楽しめますが、数人でワイワイしながら食事をするのに最適なお店だといえるでしょう!
今回、付きっ切りで面倒を見てくれたオネーチャンにはチップを100バーツ渡して帰ることにしました。相場はどれくらいなのか、全くわかりません。しかし、大切なのは気持ちです!
コップンカー!
帰り際のオネーチャンは素晴らしい笑顔だったのでした!
ここは微笑みの国、タイランド!
どうやら、その気持ちは通じたと思い込みたいようですね!
パタヤ、最高ー!!
基本情報
住所 : 78/144 M.9 Bang Lamung District, Chon Buri 20150 Thailand
営業時間 : 16:00~3:00
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