今回はバンコク観光についての紹介記事です。バンコク、パーシーチャルーン区の寺院「ワット・パクナム」をご紹介します。寺院の中にガラスの仏塔があり、これが超幻想的ですごく綺麗なんです!インスタ映え間違いなしの人気急上昇中スポットです!
場所
MRT「Bang Phai(バーン パイ)駅」が最寄駅です。約900m、徒歩11分で到着します。
2019年9月にMRTが延伸するまではBTS「Talat Phlu(タラート プルー)駅」3番出口付近からソンテウで15~20分かけて行くのが主なルートでした。
ワット・パクナムに行く前に!
ワット・パクナムって何だろう?
1610年(アユタヤ時代)に創設された寺院。正式名称はワット・パークナム・パーシーチャルーン。千葉県成田市に別院がある。
2004年に大仏塔が建築開始、2012年完成。大仏塔は5階建、高さ約80メートル。5階にある仏舎利奉安塔(エメラルドグリーンのガラス製仏塔)と仏伝図が有名で美しく幻想的。
今、インスタグラムで爆発的に拡散されているのが「ワット・パークナム」の天井画。閑静な寺院の中に足を踏み入れるとアートのような天井画が目に飛び込んできます。タイの他のワット=寺院とは一線を画す美しい世界観に。
ワット・パークナム | 【公式】タイ国政府観光庁
ご参考にしてください。
注意点
服装
ワット・パクナムは寺院であるため、服装によっては入場を断られることがあります。注意してください。
例えば以下のような服装は好ましくないとされています。
- タンクトップ、短パン、ダメージジーンズ
- 帽子、サングラス、サンダル
- キャミソール、ホットパンツ、ミニスカート、他、身体のラインが分かる服装
これらの服装は避けましょう。郷に入れば郷に従えの精神を持ち、それを守ってこそ紳士淑女の観光客となれるのです。
行為
ワット・パクナムはインスタ映えスポットとして大人気!・・・ですが、最近はその人気さゆえ、観光客によるマナーの悪さが問題となっています。
大仏塔の入口に注意看板があります。
以下の行動は厳に慎んでくださいね!
- 騒ぐ
- ジャンプ
- ヨガポーズ(特に足の裏を見せること)
- ダンス
- キスやハグ
写真を撮るのは自由ですが、マナーを守って全ての人が気分良く過ごせるよう心掛けましょう!
入口に到着!
ここがワット・パクナムの入口です!エメラルドグリーンの仏塔を見るため、大仏塔を目指します!
受付だと思われる建物がありました。チケットが見えますね!緑ガラス仏塔←50mの看板も見えます。ここで拝観料を払いましょう!
と思ったらこれ、チケットではなくロッタリーじゃないか?
ここはただのお店だ!
※ロッタリー・・・タイの宝くじのこと。
入口付近をいくら探しても拝観料を支払いする受付は見つかりませんでした。
ということは・・・?
そう、ワット・パクナムは拝観料が無料なのでした!そのまま真っ直ぐ進んで行って大丈夫です!
写真左手はトイレです。拝観の前に済ませておきましょうね!
寺院(大仏塔)へ入場
入口を真っ直ぐ進んでいくと、右手側に大仏塔が見えてきました。
すごーく高いです!
その高さ、なんと約80メートル!以前ご紹介したワット・アルンの大仏塔が高さ約75メートルなので、それよりも高いです!
階段を上ると大仏塔に入っていくことができます。土足禁止なので、階段前のスペースで靴を脱ぎましょう!
脱いだ靴は靴置き場に置いていくことができます。心配な方はビニール袋を借りて靴を持っていくこともできます。お好きな方を選んでください。
階段を上って入場した場合、2階から寺院を見ていくことになります。実は1階には博物館(タイの芸術品や文化遺産が展示)があるそうなのですが・・・
全く気が付かなかったよ!
というわけで、今回は2階から大仏塔を上っていきました!
それにしても、すごく神々しい入口ですよね・・・。
2階 セレモニーホール
2階は儀式や行事、瞑想などを行うセレモニーホールです。
中央にはラーマ9世(プミポン・アドゥンヤデート前国王陛下)の肖像画がありました。写真の左側に見えますね。タンブン?お参り?している現地の方がいました。
こちらの写真では左側にラーマ10世(ワチラロンコン国王陛下)の肖像画が見えますね。
広々としていますが、人がいないため静かです。そして、重々しい雰囲気です。
3階 博物館
3階は仏像などが展示されている博物館です。
美術品や書物など、本当にたくさんのものが並んでいて興味深いです。金色に光っている展示物が多いように感じました。
仏像が並んでいるところにお賽銭箱が置かれていました。ひらがなと漢字で書かれているあたり、日本人観光客の多さが垣間見えた気がしました。
それにしても、本当に大量の仏像や宝飾品が並んでいますね。圧巻です!
こんなにたくさん展示物があると、本当に無料で見てしまって良いのだろうか、そんな気分になってきます。
4階 記念館
4階は金の仏像が展示されている記念館となっています。
この金の仏像は前僧正の故・ルアンポーソッド師です。同氏は「新たな座禅・瞑想方法」を確立した功績があるとのことです。
このホールは現地のタイ人がタンブン(徳を積むこと)するのにも使われています。
5階 エメラルドの仏塔
そしてお待ちかねの5階です!入った瞬間にこの景色です!
これが仏舎利奉安塔(ガラス製仏塔)です!素晴らしいエメラルド色ですね!ガラスのグラデーションが良い感じです。
天井(仏伝図)もすごく幻想的ですね!まるで宇宙を連想させる色使いとライトアップです。
こりゃあすごいや!!!
想像していた以上に綺麗な景色でびっくりしました!!
実物を見るまでは正直、「インスタとかでよく見る写真は加工で壮大に見えるよう仕上げてあるんだろ?」と思っていました。しかし、その認識は間違っていたと分かりました。失礼しました・・・。
仏伝図には二十八仏陀が描かれています。
これは、ブッダの生涯図だそうです。悟りを開いていく様子を表しているそうですが、すごく神秘的な絵です・・・。
仏塔を取り囲むように金箔で覆われた柱が4本立っています。装飾が物凄いことになっています。「Do Not Touch」の看板がありますので、触ってはいけませんよ!
土台には80頭の竜王がいます。透き通っていて、良い質感です。
仏塔の上部には金色の仏像が納められていました。仏塔の高さは約8メートル、厚さ1センチのガラスが800枚以上積み上げられているそうです。
ドネーションボックスが置いてあるので、「感動した!」という方は入場料代わりにいくらか寄付していくと良いでしょう!!
本当に素晴らしい仏塔でした!この感動を日本でも!と思っていたら、グーグルストリートビューでフロアの様子が見られるようになっていたので、気になる方はこちらで雰囲気を味わってみてください!
他にも見所あり
大仏塔に行く前の分岐には看板が立っています。
看板を左折すると、この建物が見えます。インフォメーションセンター、オフィス、瞑想ホールがあり、中に入るとパンフレットをもらうことができます。
看板を直進すると本堂があります。その近くでは現在、大仏像を建設中であり、2020年半ばには完成予定だとのことです!
写真は撮っていませんが、周辺の道路からワット・パクナム方面を見てみると、大迫力の大仏像を見ることができますよ!
まとめ
バンコクの超インスタ映えスポット、ワット・パクナムのご紹介でした!ガラスの仏塔は一見の価値ありです!ガラスの仏塔以外にも多数見所があるにも関わらず、拝観料は無料。文句なしの観光スポットです!
バンコクの中心部からは若干離れますが、是非、観光ルートに組み込むことをオススメします!
タコヘーがワット・パクナムに行った時は日本人女性が何人か来ているのを見かけました。おそらく、これがいつもの光景なんでしょう。
当然、みんな熱心に写真を撮っていました。自撮りもしていて、すごく微笑ましい光景でした。しかし!よくよく考えると危ない!なぜかって?
もし偶然後ろに写ってしまったら、インスタに上げられてしまうぞ!トップインスタグラマーに当たったらなおやばい!
なわけねーだろ!写真消されるわ!
バンコクも最高ー!!
おまけ
今回、グラブバイクを使ってBTSナナ駅からワット・パクナムまで行ってみたのでした!
金額は約250バーツでした。所要時間は30分程度でかなり早かったんですが・・・
バイク、ぶっ飛ばしすぎててマジ怖かったわ!
約14kmの道のりをバイクは大変でした。幹線道路に差し掛かった途端、時速100kmくらいで走られた時はさすがに命の危険を感じました。
懲りずに帰りも呼んだけどな!
バイタクには気をつけて乗りましょう!ちなみに、ドライバーが変わってもぶっ飛ばすポイントは同じでした!
基本情報
住所 : 300 Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160 Thailand
営業時間 : 8:00~18:00
拝観料 : 無料
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