みなさんは人生の転換点や転機というものを経験したことがありますか?それが起こったのはどんな時でしたか?環境が変化した時、危機に直面した時、人と出会った時、夢中になれるものができた時など、様々な要因により転換点や転機はやってきます。
タコヘーは初めてタイに行ってからその虜になってしまいました。日本での生活が大きく変わったわけではないものの、今も四六時中タイのことを考えてしまうくらい夢中になっています。
ブログを立ち上げるくらいにはハマったね!
今思えば、タイと出会ったことが人生の転換点だったことは間違いありません。それくらいの衝撃を受けて帰ってきたのでした。
今回はタイ旅行記ということで、タコヘーが初めての海外一人旅でタイに行った時のことを何回かに分けて紹介していきたいと思います。今のところ4~5回に分けて投稿することを予定しています!
一体、タイで何と出会い、何を見てきたのか。当時のことを書いていきますので、よろしければご覧ください!もしこの旅行記を読んで、「自分もタイに行ってみようかな?」と思う方が一人でも増えると嬉しいです。
初の海外一人旅を計画
それは2016年末のことでした。2017年の1月に有給を取れることが決まったのです。今までは事前に有給が取れる月が分かるということはなく、急遽取る(取らされる)ことがしばしばでした。
そのため、旅行は日本国内が中心でした。今回は事前に休みが取れる日が分かっているということで、ふと、
一人で海外旅行って行けるのだろうか?
と思ったのが始まりでした。当然、この時点でどの国に行くかは決まっていませんでしたが、気持ちはほぼ固まっていたので、計画を練ることにしたのでした。
どこに行こうか?
とりあえず、一人で海外旅行に行くことは決定しました。しかし正直、不安でいっぱいだったので、初めての一人海外旅行に適した国を選ぼうとインターネットで調べ始めました。
大体どの情報を見ても、同じような国がオススメとして記載されていました。特に東南アジアの国々が中心でした。
少し調べてみて最終的には、
- 台湾
- タイ
- シンガポール
- ベトナム
これらの国のどれかにしようと漠然と考えたのでした。
出会いは突然
年が明け、2017年1月になりました。1月といえば・・・そう!
セールの時期ですよね!
ネットでセール情報を眺めていたら偶然、H.I.S.の海外ツアーの広告を目にしたのですが、そこに3泊4日のタイツアーが掲載されていたのです!
内容はフリープランで、航空券と現地のホテルの予約がされるようでした。料金は約6万円!安い!!(・・・と当時は思っていました。)
候補にしていた他の国ではこんなに安いツアーがなかったので、半ば勢いで申込むことにしました。こうして、初の一人海外はタイに決定したのでした!バンコクやその周辺の観光地を見てみることにしました。
タイ旅行前日
いよいよ旅行前日となったのですが、ものすごい不安に苛まれました。
本当に大丈夫なのだろうか・・・
ちゃんと行けて、無事に帰ってこられるだろうか・・・
正直、後悔の念に駆られました。しかし、既に旅行代金を払い予約をしてしまっているので、非常に気は重いですが、タイに向けて出発せざるを得ないのでした・・・。
早朝のフライトのため、成田空港近辺にホテルを予約し前泊に向かいました。
車で向かったのですが、途中のオートパーラーシオヤというドライブインで自販機のうどんを食べることにしました。
あっさり系のダシにかき揚げが乗っていて、寒い夜には非常に沁みる味でした!
余談ですが、当時、タコヘーは自販機系の飲食物が好きで、各地のドライブイン巡りが趣味でした。
もしかすると日本は最後になるかもしれない・・・ということで、直前までその趣味に没頭していたのでした。
タイ旅行初日の朝
そして、いよいよタイ旅行当日となりました。ホテルを出て、空港チェックインカウンターへ行き、そこで荷物を預け、航空券を受け取ったのですが・・・
スクートってなんだ?初めて聞いたぞ・・・
初めてのタイはスクートを利用しました。全く聞いたことのない航空会社の名前を目にして、さらに不安が募るばかりでしたが・・・
スクートのコーポレートカラーでデコレーションされた飛行機を見た時、
もう、行くしかない!
と、覚悟を決めたのでした!!
タイに到着
約7時間のフライトを経て、ついにドンムアン空港に到着しました。最初に感じたのは、タイは独特の匂いがする、ということでした。そして、かなり暑い!日本の冬服で来てしまったため、暑さに拍車がかかりました。
空港でまずやったことは、ホテルまでの行き方を調べることでした。るるぶとポケットWi-Fiを持ってきましたが、事前の準備は何もしていませんでした。ホテルがどこにあるのかさえも、ろくに調べていなかったのです。
約30分かけてホテルの場所と、そこへ行く方法を調べてみたところ、ホテルはフアランポーン駅の近く、行き方はバスということが分かったのでした!
ホテルに向かおう
バスで行けるらしいことが分かったため、ドンムアン駅から出ているバスに乗ることにしました。
ここからはフアランポーン行きのバスがあるとのことで、ホテルの近くまで辿り着くことができそうでした。
このバスに乗ってフアランポーンを目指します!まずはホテルに行かないと、何もできませんからね。
問題発生
ここで問題が発生しました!なんと、フアランポーンに着く前に終点になり、バスを降ろされることになってしまったのです!
え・・・ここ、どこだよ・・・
いきなり終点と言われても、ここがどこなのか全く分かりません。
周辺を歩いてみると、どうやらここはヴィクトリーモニュメント駅だとのことでした。全く予期していないところで急に降ろされてパニック状態でした。
この時、本当に心細くて、雲行きが怪しくなってきたのを感じ始めていました。
バスに乗り直したいが
バスに乗り直すため、周辺を散策してみました。幸いにもヴィクトリーモニュメント駅には多数のバスが集まっているようでした。
しかし、路線図をじーっと眺めてみましたが、何が書かれているのか全く読めません。少し歩いてみても手がかりがありません。
どのバスに乗れば良いのか、全く分からなくなってしまったのです。
最終手段
どれだけ歩いてみても、調べてみても全く解決策が見えないのでした。
こんな有様で本当にホテルに辿り着けるのだろうか。このまま夜になってもずっと道を彷徨って、外で寝ることになったりしないだろうかと、ものすごく不安になってきました。
もうダメかもしれない、と思いましたが、ここで閃きました!
バスの運転手に、
このバスはフアランポーンに行きますか?
と、直接尋ねることにしたのです。
英語はほとんど喋れませんし、ましてタイ語など全く分かりません。それでも何とかするしかありませんでした。
実際に何台か尋ねてみましたが、「ノー!」や「行かないから降りてくれ!」、そもそも通じないなど、現実はなかなか厳しいものでした。
それでもめげずに声をかけ続けると、ついに「行くよ!」というバスにめぐり合いました。やった!これでやっとホテルに行ける・・・
そして、やっとフアランポーン駅に到着したのでした!
ホテルに到着
フアランポーン駅から徒歩数分、今回の旅行で宿泊するホテル、バンコクセンターホテルに到着しました。
ドンムアン空港に到着し、イミグレーションを抜けたのが15時30分だったのですが、ホテルに到着したころには18時30分を過ぎていました。
ホテルに到着するまでに3時間以上を要したのでした。その分、ホテルが見えてきた時は本当に安心したのを覚えています。RPGでいう、冒険を終えて宿屋に着いた時のような安堵感と表現すれば良いでしょうか。
宿泊した部屋です。ベッドが二つ並んでいて驚きましたが、タイのホテルは宿泊人数ではなく、部屋数に料金を払うことを知ったのもこの時でした。
泊まった部屋からの景色です。バスで来たときに、バンコクの都会さにびっくりしました。
しかし、少し都心から離れてみて見えたのは、都会と昔の古い家が入り混じっている景色です。お世辞にも綺麗な家とはいえません。
華やかな都会の裏側に見えるボロい家々から、タイの光と影を垣間見た気がしたのでした。
それにしても、ここまで散々でした。Wi-Fiも飛んでいるし、今日はこのままホテルでスマホをいじって今日は終わりにしよう。わざわざ外に出て怖い思いをすることはない。
そう思ったのですが、ホテルに来て心が落ち着いたのか、近所に散歩に出かけてみることにしたのです。
その2へ続く
今回はここまでです!
まだ、この時点ではタイへの恐怖感が勝っていました。この旅行中にタイの見方がガラッと変わってしまうほどの衝撃的な出来事が待ち受けているとは、今は知る由もないのでした!
続きはこちらから!
コメント
こういうの凄い興味ありますw
最近、誰かのきっかけ話を聞くのが好きでして。
海外一人旅、怖いですよね。
最近だと翻訳アプリや翻訳機がありますが、実際に効果を試してみたいところです。
果たして衝撃的な出来事とは一体・・・わくわくしてきましたよ!
忍者どらねこさん
コメントありがとうございます!興味を持ってもらえて嬉しいです。何がきっかけでタイが好きになったのかを聞くのは面白いですよね!
私も色々な方に同じような話を聞いて楽しむことが多いです。
最初の一人旅は本当に怖かったです。最近は翻訳系のアプリが充実したので、以前よりはハードルは下がったと思われますが、
それでも一人で海外に行くのに勇気が要るのは変わらないと思います。
続きをまた投稿するので、引き続き見ていただけると嬉しいです!ありがとうございました!
もう20年くらい前になりますが私も同じように一人でタイに行き同じように嵌ってしまいました。それから数えきれないほど(途中から数えるのを止めました)行きましたが、初めての時は
タコヘーさんと同じように衝撃を受けて確かに自分の中で大きく変わりました。
ちなみに同じ旅行会社でホテルも同じでした。その時の事を懐かしく思い出しながらタコヘーさんの体験と比較しながら楽しみに読ませていただきます。
今の状況は大変残念ですが、またタイに行けるようになるのを心待ちにしています。
ぷんぷいじじいさん
コメントありがとうございます!20年も前とは大先輩ですね!しかも数え切れないほどの訪タイとは!
以前からタイは変わらず魅力的な国なんですねー。
これからまた投稿するので詳しくはお話できないのですが、本当に衝撃的な出来事ばかりで、すっかり虜になりました 笑
同じホテルとは奇遇です!バンコクセンターホテルは旅行代理店のツアーに組み入れられるホテルで有名みたいですね。
こういう、語り継がれるホテルがあると昔も今も共通の話題となるので良いですよね。
20年前と今では異なる部分も多いと思いますが、昔を思い出しながら読んでいただけると嬉しいです。
本当、早くまたタイに行きたいものですが、今は我慢のときですね。またいけるようになったら、お互い思いっきり楽しみましょう!
是非また来てください!今後ともよろしくお願いします!
ど~も~!
懐かしさに浸りながら楽しく読ませてもらいました。
私の場合、初訪タイは友人に連れて行かれたので、タクシー利用でした。
早く2が読みたいです。
モンさん
コメントありがとうございます!実は、僕も結構懐かしみながら書いていたりします 笑
人それぞれ経験したことは違うと思いますが、初めてのタイは感慨深いものがありますよね。
僕は全然調べていかなかったのでバスを使いましたが、通常はタクシーや高速バスですよね!
勝手を知っているご友人の方に色々教えてもらえて羨ましいです!
記事読んでいただいてありがとうございます!次が読みたいと言っていただけて本当に光栄です。励みになります!
近々投稿しますので、是非また遊びに来てくださいね!
バンコクのバスで途中で降ろされるのは、あるあるですね。
私も何度か経験しています(笑)
不安な初訪タイで、いきなり洗礼を受けたタコヘーさんにはお気の毒でしたが
同じ体験をされているのはやはり面白いですね。
ぷんぷいじじいさん
バスが途中で終点になってしまうのはあるあるなんですね!何度か経験されているとはさすが、慣れていらっしゃいますね 笑
見事に洗礼を浴びてしまいましたが、そういう気ままさを含めてタイの良いところなのかもしれませんね。
今も昔も同じ経験ができるというのは素晴らしいです。このまま変わらずにいてもらいたいものですね!
いつもありがとうございます!