この記事は2018年1月タイ旅行記4 その4の続きです。
楽しかったパタヤ旅行も、いよいよ最終夜を迎えることとなりました。ウォーキングストリートに繰り出し、本日の作戦を練ったタコヘー。
今日はどこに行こうか?そんなことを考えていたところ、突然閃きがあり、あの場所へ行ってみることにしたのでした!
そこからの続きです。
※今回の記事は夜のお店の内容を含みます。
ウォーキングストリートにて
何件かゴーゴーバーに寄り、ドラフトビールを飲んで楽しみ、オネーチャンを見て楽しみ、ほろ酔い気分になってきました。
ウォーキングストリートに来ても、いつもゴーゴーバーばかりではもったいない。そう思ったこともあり、今回はとある場所に行くことにしました。
それが一体どこなのかというと・・・
クラブです!
どうやら、ウォーキングストリートではインソムニアというクラブが有名で盛り上がっているようだったのでさっそく行ってみることにします。
入場時には入口にいるスタッフからのボディチェックを受ける必要がありました。特に変なものは持っていないので、難なく通過できました。
パスポートをチェックされなかったけど大丈夫なのか・・・?
初めてのタイ旅行でバンコクのクラブに行った時はパスポートを提示してIDチェックを受ける必要がありました。しかし、パタヤのクラブではその必要はないようでした。
手続きを済ませた後は階段を上り、さっそくインソムニアに入場です!
・・・全然盛り上がってねー!
期待して入ったものの人が全然おらず、閑散としていたのでした。それもそのはず。今は22時です。クラブが盛り上がるには時間が早すぎました。
フロアを一通り回ってみて、音楽を聴きながらビールを一杯飲んだ後、あまり面白くないのでインソムニアからは退散することにしました。
タイのクラブは入場料がかからないため、気軽に出入りが可能なのが非常に良い点ですね。
ウォーキングストリートでの遊びはこれで終了です。もう少し遅い時間になったら他のクラブにリベンジしてみることにしましょう。
ビーチロードを歩く
ウォーキングストリートを出た後は、夜のビーチロードを歩いてみることにしました。理由は2つあり、単に時間を潰したいというのと、
立ちんぼが本当にいるのか見てみたい!
と思ったからです。果たして、どうなのでしょうか?
パタヤビアガーデンを少し過ぎたところまでやってきました。意外にも夜のパタヤビーチは多くの人で賑わっています。
ビーチロードもこの賑わいようです。あまりに人が多すぎます。この辺りから一人で立っているオネーチャンもちらほら見かけるようになりました。
テーメーカフェの要領で話しかけてみて良いのだろうか?
お作法が何も分からず、最初はただ立ちつくしていました。
このまま通り過ぎようかと思いましたが、ここでビビッて何もしないで帰ってしまうと必ずまた後悔することになるのが目に見えています。
物は試し!ということで、一人で立っているオネーチャンに話しかけてみることに。
ハロー・・・
ア゛ァ゛!?
オー、ソーリー。
冗談抜きにこんな感じで威嚇されました。鮮やかに瞬殺です。
もしかすると、立ちんぼではなくただの観光客だったのかもしれませんが、それにしても愛想が悪すぎませんかね。
むちゃくちゃ怖いやんけ・・・
怖くなったのでその場を離れることにしました。結局、立ちんぼがいるかどうかは分からずじまいです。
そのまま意気消沈しながら歩いていると、一際目立つ建物が目に入りました。どうやら、LK The Empress(エルケー ジ エンプレス)というホテルのようです。
建物はオシャレな形をしているうえ、ビーチロード目前という素晴らしいロケーションです。一番上の部屋からは楽しそうに外を眺めている宿泊客が見えました。
今の自分の心境とは正反対に見えて、すごく羨ましく感じたのを覚えています。
しかし、クヨクヨしている時間はありません。23時を過ぎてそろそろ時間も良い感じになってきたので、次の場所に行ってみることにしました!セカンドロードに出てソンテウに乗り込みます。
やってきました!
時刻は0時前、やってきたのはハリウッドというクラブです!少し迷いながらも何とか到着することができました。
ウォーキングストリートでビールを飲んでいる時に、ハリウッドがパタヤでとにかく盛り上がっているクラブだというのを調べていたのでした。
宿泊しているホテルから非常に近く、歩いて帰ることができるため最後に遊ぶならここかなと考えていました。
入口ではインソムニアと同様、ボディチェックが実施されています。もちろん何事もなく通過です。ここでもパスポートによるIDチェックは行われませんでした。
インソムニアと違ったのは、入口でドリンクチケットかボトルを買わないと入場できないところでした。
2ドリンクチケットを500バーツで購入し、期待に胸を膨らませて入場します!
おお!めっちゃ賑わってるぞ!
そこには、期待通りの大盛り上がり空間が広がっていたのでした。
まずはテーブルを探すことにしました。しかし、大盛況のため端っこのテーブルしか空いていません。仕方ないですが、ここを陣地にして飲むことにしました。ステージが遠いです。
ドリンクチケットをスミノフアイスに交換して一人で乾杯し、一息つきます。それにしてもこの爆音、何の曲なのかは全く分からないのですが、本当に最高です!
突然のお誘い
その後は音楽に合わせて身体を揺らし、ステージを眺めてはお酒を飲むことを繰り返していました。気分はノリノリです。30分ほどそうしていたでしょうか。
すると突然、
ハーイ!あなた、一人で来たの?ちょっとこっちにきてよ!
タイ人のオネーチャンが現れたと思うとテーブルに置いていたお酒を勝手に取られ、そのままどこかへ歩いていってしまうではありませんか。これはいかんと思い、後を追いかけます。
着いた先は、さっきいたところよりもステージに近い別のテーブルでした。
オネーチャンが5人もいる・・・。
事情はよく分かりませんが、どうやらオネーチャン達のグループに招待されてしまったようです。
ここで一緒に飲もうよ!ちょっとスマホ貸して!
スマホを渡すと、強制的にラインを交換させられていました。
ハロー!
こんばんは、僕はタコヘー。
他のオネーチャン達とも挨拶を交わします。
よく見るとこのグループのオネーチャン達、みんなめっちゃ可愛いぞ!
ただし、俺を連れて来た子を除いて・・・。
このグループのオネーチャン達はほとんどがめっちゃ可愛かったのでした!なんだこの光景は!?と戸惑いつつも、平静を装ってお酒を嗜みます。
テーブルにはウィスキーボトルがあり、これを飲んで良いとのことでご馳走になっていました。
どこからきたの?
ハリウッドは初めて?
この後は空いてるの?ホテルはどこ?
日本から来たんだよ。ハリウッドは今日、初めて来たんだ。明日は帰国するから空港に行くんだよね。
色々と話しかけてくれるのですが、あまり興味がわかず気のない返事を送っていました。英語もカタコトで、こんなのでコミュニケーションが取れているのか疑問です。
その後はウィスキーを飲みながら、音楽に乗って楽しんでいました。周りの可愛いオネーチャン達とは最初に挨拶は交わしてみたものの、その後はあまり会話も弾みません。
そして、気がつくとテーブルに連れて来てくれたオネーチャンの姿が見えなくなっていました。
まあ良いかと気にせず音楽を聴いて楽しんでいたところ、数十分後に無事に戻ってきました。
私、この人と遊んでくるから!みんなまたね!
・・・戻ってきたのは良いのですが、なんと別の遊んでくれる人を見つけたようで、そのままグループから抜けていってしまったのでした。
よく分からないまま可愛いオネーチャンばかりのグループに取り残されたタコヘー。オネーチャン達は内輪で盛り上がっています。自分は完全に空気のようでした。
・・・。
何を喋ってコミュニケーションを取ればよいのか本当に分からず、フリーズしてしまったのでした。
(ダメだこいつ・・・。)
もう解散するから、あなたも帰りな!
結局、つまらない男といても楽しくないと思われたのか、グループからはじき出されてしまいました。
この時はさすがに英語かタイ語がもう少し話せたら・・・中学レベルの英語で良いから勉強してから来るべきだった・・・と悔やみました。
とはいってみたものの、あまりの非現実的な光景に緊張とビビリが出てしまい固まってしまったというのが正直なところです。敗因は積極的な姿勢が欠けていたこと、これに尽きます。
もう時間も遅いので帰ることにしました。初めてのハリウッドはかなり楽しめた反面、課題の残る結果となったのでした。
帰路へ
ホテルへ歩いて帰ります。どうやら雨が降ったようで、路面が濡れていました。ふと道路を見てみると、めちゃめちゃ大きなカタツムリが這っています。不気味なほど大きかったです。
さすが、タイはスケールが違うなと再認識させられたのでした。
※このカタツムリはアフリカマイマイという名前で、非常に危険な寄生虫を持っています。人間に寄生した場合、最悪死に至ることがあります。這った跡も含めて絶対に触ってはいけません。近づかないほうが無難でしょう。タコヘーはカタツムリに寄生虫がいることを知っていたので注意しながら写真を撮りました。
パタヤ最終日
ホテルをチェックアウトした後は、ウォーキングストリート近くのソンテウに乗り、タップラヤロードのエアポートバス乗り場へ向かいます。
旅行2日目にチケットを購入しておいたので、スムーズにバスに乗ることができました。約2時間でバスはスワンナプーム国際空港に到着しました。
空港に到着
時刻は15時半です。余裕を持って空港に到着できたので、腹ごしらえをします。マジックフードポイントという名前のフードコートに行くことにしました。
半分程度の賑わいといったところでしょうか。タイ人と思われるお客さんが中心のようでした。
汁なしのタイラーメン(バミーヘン)と、
通常のタイラーメンを食べ、満腹です!これが今回の旅行でのタイ国内最後の食事となりました。
帰国
最後に空港内にあるモニュメントを見て、タイを目に焼き付けます。この辺りからテンションが大きく下がり始めます。
これは一体、何をイメージした像なのでしょうか。いつもであれば気になるのでしょうが、今は帰国が迫っていて放心状態です。あまり興味がわかず、写真に収めるのみとなったのでした。
それからは特にトラブルもなく予定通りに飛行機に乗り込み、日本へ向けて飛び立ちました。
今回の旅行で最初に行った国で約2時間のトランジットを経て、午前6時ごろに日本へ無事に帰国することができました!
こうして、今回もパタヤ旅行はあっという間に終わりを告げたのでした。色々ありましたが、振り返ってみると大満足の旅行となったのでした!
おわりに
5回にわたって投稿してきました、2018年1月タイ旅行記4はこれにて終了です!今回も長くなりましたが、最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!
今回は初めてのパタヤ一人旅をした時の話でした。前回、知人にパタヤを教えてもらってから初めての一人旅でしたが、本当に楽しくてますますパタヤに魅せられてしまうことになったのでした。
パタヤでは思いつきに身を任せて自由気ままに行動をしても何かしらのドラマがある。そんなことを体験できた旅行となりました。
どこに行っても印象深い出来事があり、写真を見返しているだけで今でも当時のことを鮮明に思い出すことができます。
同じようなことを日本で体験するのは正直、なかなか難しいのではないでしょうか。人懐っこさが強いタイ人と関わるからこそ味わえるものだと思います。時には煩わしく感じてしまうこともありますけどね・・・。総じてタイの良さなのでしょう。
今回は特に目的もなく、パタヤを好き勝手に遊びまわりました。当然、計画など立ててすらいません。それでも結果的に様々な出会いや体験があり、満足して帰ってくることができました。
傍から見ればただそれだけのことと思われるかもしれません。しかし、自分にとっては十分すぎる収穫だったのでした。これが今回のテーマである「放浪」です。
今回はこれまでの旅行記に比べると、夜遊びも積極的にできた方だと思います。パタヤでの夜遊びに臆せず動いていけるようになったのは、今思えばこの時からだったかもしれません。
内容は散々だったものの、タイでのクラブ遊びも良い経験でした。クラブ遊びがすごく好きになったのは確実にこの旅行がきっかけでした。これ以来、パタヤに行くとほぼ必ずクラブに行っています。
結果はどうあれ、どこに行ってもドラマがあって楽しいパタヤは本当に最高です!
この旅行記を読んでいただき、パタヤの魅力や夜の楽しさなど、何か少しでも面白さが皆様に伝わると幸いです。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
次のタイ旅行記はこちらから!
コメント
タコへーさん、こんばんわ~!
パタヤ最終夜、頑張りましたねっ!!
クラブでひとりで女の子に囲まれて、まだ経験の浅い段階ではフリーズしてしまうのも仕方ないですよ~
やはりタイ語か英語が堪能なら申し分ないですが、やはり大事なのは・・気持ち!かと。
拙い語学力でも、相手となんとかコミュニケーションをとろうという姿勢が大切かと思います。
逆に日本で外国人が一生懸命に話しかけてきたら、なんとかしようと思いますよね!
でも、タコへーさんもこうした経験をどんどん積み重ねて、”大人”になるんでしょうねww
今回も楽しいシリーズでした。
できれば、ステイオーバーされた香港のお話も機会あればぜひお願いします~!!
Takaoさん
こんばんは!今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
今回、初めて一人で行ったにしては夜もなかなか積極的に遊びに出られた方だと思います。
まさかクラブでこんな展開になるとは予想だにできず、ビビッてしまったんですよね。今思えば惜しいことをしたものです。
Takaoさんの言うとおりで、クラブのようなコミュニケーションが重要な場では言語よりも気持ちがモノをいいますよね!
一生懸命な外国人がいたら何とか遊んでやるか、と思ってくれると嬉しいですよねー。
また同じようなシチュエーションがあれば是非リベンジしてみたいと思っています。実は今年のパタヤでは同じようなことがあって・・・だったんですけどね(笑)
色々なことを体験して、少しずつキャパシティが上がって大人になって行けることを願っています!
いつも感想をいただいて本当に励みになっています!
また書きますので、是非是非読んでくださいね!ありがとうございました!