パタヤでよく見かけるソンテウをご存知でしょうか？上の写真に写っている乗り物のことです。このソンテウはパタヤで遊ぶときに必須の乗り物といっても過言ではありません！
ソンテウに乗れるか乗れないかでパタヤ旅行の楽しみが大きく変わってくるのは間違いないね。
この記事ではパタヤに来るなら絶対に知っておきたいソンテウの利用方法について、詳しくご紹介します！
パタヤに来たらまずはソンテウを利用してみましょう！ソンテウに乗れるようになるとパタヤの街中を簡単に移動することができるようになり、活動範囲がグッと広がりますよ！
ソンテウとは
ソンテウとは、小型トラックの荷台を改造して作られた、タイの乗り合いタクシーです。青いボディが特徴的ですね。
パタヤの街を歩いてみると、道路をソンテウが走っているのを必ず見かけることでしょう！このソンテウ、パタヤでは誰でも自由に乗り降りすることができるのです。
※バンコクでもソンテウを見かけることはありますが、局所的に走っているケースが多く、街中を流しで走っていることはめったにありません。バンコクではタクシーやトゥクトゥクのほうがメジャーな乗り物といえるでしょう。
ソンテウの乗り方
パタヤでのソンテウの乗り方は簡単です！
この4ステップだけです！
そりゃそうだけど・・・実際どうやればいいんだよ？
以下で、実際のソンテウの乗り方について、順を追ってご説明します！
ソンテウを止めよう
まずは、道路を走っているソンテウを探しましょう！ビーチロード・セカンドロード・ソイブッカオなどの主要エリアに行けば必ず走っています。
ビーチロードを走っているソンテウの様子です。写真には、なんと3台のソンテウが写っています！
本当に数多くのソンテウが走っているんだね！
このようにソンテウが通りがかったら、まずは手を横に出してみましょう！すると、目の前でソンテウが停止してくれます。
タイでは相手の頭より高く手を上げるのは失礼となるので、手は真横に出すように注意しよう！
時々、タイミングが合わなかったり、既に乗っている人数が多かったりすると止まってくれないことがあるかもしれません。そんな時は次のソンテウが通りがかるのを待ちましょう！ソンテウは何台も走っているので慌てなくて大丈夫です！
また、通りがかったソンテウに「ピッ！」とクラクションを鳴らされる場合がありますが、これは、
よっ！もちろん乗っていくよな！！！乗っていくかい？
という意味です。クラクションを鳴らしてきたソンテウに乗る際は、運転手にジェスチャーをすると止まってくれます。
- 道路を走っているソンテウが見えたら、手を横に出して止めましょう
- 相手の頭より高く手を挙げないように注意！
- ソンテウが止まってくれなかった場合は、慌てずに次のソンテウを探しましょう
- ソンテウがクラクションを鳴らしてくるのは「乗っていくかい？」の合図です
ソンテウに乗ろう
ソンテウが止まったら、さっそく乗り込みましょう！このとき、運転手に行き先を伝える必要はありません！すばやく後ろへ回って乗ってしまいましょう！
ソンテウでは椅子に座るも、後部スペースに立つも自由です。写真を見て分かるとおり、シートベルトはありませんので、初めて乗る場合は椅子の奥側に座ることをオススメします！
ある程度慣れてきた際には、後部スペースに立ってみるのも良いでしょう！立つ場合は必ず手すりにつかまるようにしましょう！
後部スペースに立っての移動はパタヤの風を感じることができてすごく心地良いので病み付きになります。しかし、急発進・急停車があると道路に投げ出される可能性があり非常に危険なので、気を緩めずに気をつけて利用するようにしてくださいね！
- ソンテウが止まったらすばやく後ろに回って乗り込みましょう
- 運転手に行き先を告げる必要はありません
- 後部スペースに立つ場合はよく注意して、手すりにしっかりとつかまりましょう
ソンテウを止めて降りよう
目的地の近くまでやってきたら、ソンテウ内の天井に付いているボタンを押しましょう！写真では右側に座っている女性がちょうどボタンを押しているところですね。
このボタンはブザーとなっていて、押すと音が鳴るのですが、この音が運転手への合図となります。運転手は音が鳴ったのを確認すると、ソンテウを側道に寄せて止まってくれます。
ボタンはソンテウ内に複数ありますので、どのボタンを押しても大丈夫です！時々、故障していて音が鳴らない場合がありますが、その時は別のボタンを押しましょう。
ちなみに、ボタンを押した時の音はソンテウによって異なります。何回かソンテウに乗ると音の違いが分かることでしょう！
慣れてきたらよく聞いてみて、音の違いを感じてみるとよりいっそう楽しめる・・・かもしれないね！保証はしません。
- 目的地付近までやってきたら、天井に付いているボタンを押して運転手に知らせましょう
- ボタンはソンテウ内にいくつかあるので、近くのものを押して大丈夫です
- ボタンを押したときの音はソンテウによって異なるため、慣れてきたら違いを楽しんでみましょう
料金を支払おう
ソンテウが止まったら、降りて助手席へと向かいましょう！助手席の前まで行くと、窓を開けてくれます。窓が開いたら、助手席に人がいる場合はその人に、運転手だけの場合は運転手に料金を渡します。
気になる乗車料金は・・・
10バーツです！
なんという安さ・・・。日本にも導入して欲しいくらいだよ。
ソンテウに乗る前は10バーツ硬貨か、20バーツ札をあらかじめ用意しておきましょう！どうしても手持ちにない場合、お釣りはもらえますが、大きいお金を出すと嫌がられます。
個人的に100バーツ札までなら出してもギリギリ許される・・・かなと思っています。
- ソンテウが止まったら降りて助手席に向かいましょう
- 助手席の窓が開いたら、乗車料金の10バーツを支払います
- お釣りはもらえますが、大きいお金は嫌がられるのであらかじめ用意しておきましょう
ソンテウの走行ルート
メインとなるソンテウの走行ルートです。ビーチロード（赤い線）は北から南へ、セカンドロード（青い線）は南から北へそれぞれ一方通行となっています。
①と②は乗客待ちの始発ソンテウが待機しているエリアです。この周辺ではソンテウが道路に待機しているのを見かけると思います。始発ソンテウには自由に乗って大丈夫ですが、乗客が集まらないと動かないので、発車までは少し時間がかかります。
パタヤ中心地ではビーチロードとセカンドロードをグルグル回るソンテウが大半（厳密には色々なルートを回るソンテウが混在し、結果的にこのルートを回っている）を占めています。
どこまで乗れるのか
ビーチロード・セカンドロードを走るソンテウを利用する場合、基本的にはどこまで乗っていても大丈夫です。しかし、あまりに長く乗っていると、
ヘイ！いつまで乗っているんだ？
と聞かれることがありますので、長時間乗り続けるのはオススメしません。目的地に着いたら速やかに降りるようにしましょう！
また、時々ですがソンテウが突然停車して乗客全員を降ろすことがあります。その場面に出くわしてしまった場合、そこが終点となりますので降りて10バーツを支払うしかありません。そして、残念ですが次のソンテウを探しましょう！
初めてソンテウに乗るときはスマホのマップアプリを使って、自分がどこにいるのかを確認すると迷わなくて済むよ！
チャーターもできる
ソンテウはチャーターすることもできます。タクシー代わりに利用し、好きな場所まで行ってもらうことができるのです。
日中はパタヤのそこらじゅうをソンテウが走っているので、わざわざチャーターする必要はないでしょう。普通に乗れば十分です。
しかし、深夜になると走っているソンテウの数がかなり減ってきます。手を横に出しても、
どこまで行きたいんだ？
といつものように乗せてくれないケースがあります。この場合はチャーターして乗るしかありません。
また、何らかの事情があって、直接目的地まで行って欲しい！という局面ではチャーターしたほうが便利でしょう。
どちらの場合であっても、料金は運転手との個別交渉となります。
酔っ払ってソンテウをチャーターしたことがあるけど、1kmも乗らないのに200バーツもかかったことがあるよ・・・。
こんなことにならないよう、交渉はちゃんとしましょうね！
まとめ
パタヤで必須の移動手段であるソンテウについて、乗り方や料金をご紹介しました！ソンテウに乗らないとパタヤ遊びは始まらないといっても過言ではありません。ソンテウの乗り方をマスターして快適なパタヤ旅行を堪能しちゃいましょう！
聞いた話なのですが、なんと初めてパタヤに来たときにソンテウに乗れることを知らなくて、全ての道程を歩いて行った奴がいるらしいですよ？
誰でしょうね！？
もちろん俺だよ！半端じゃなく疲れたわ！！
初パタヤではよく分からない所（スクンビットロード）に捨てられ、ウォーキングストリートまで歩き、そしてノースバスターミナルまで歩いて行きました。正直、苦行でした。こんなことにならないように、必ずソンテウを乗りこなしましょう！
パタヤ、最高ー！！
タコヘーがソンテウの乗り方を知らず、歩きまくったパタヤ旅行記はこちらから！
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