この記事は2018年1月旅行記4~番外編~ その2の続きです。
無事にマカオに到着したタコヘー。今日は半日のツアーでマカオを巡る予定です。一体、どんな観光地が待ち受けているのでしょうか?
そして、香港に戻ってきてからはまた街を散策しに出かけて行くのでした。
そこからの続きです。
マカオに到着
船酔いに見舞われながらも無事にマカオに到着し、ツアーバスに乗り込みました。全部で40~50名は乗れるバスですが、平日のためか参加者は自分を含めて5人で車内はガラガラです。
※実際は今回紹介する観光地以外にも何ヶ所か回っているのですが、特に印象深かった場所をピックアップしてご紹介します。
聖ポール天主堂跡
バスに揺られること約20分でマカオで一番有名であろう観光地に到着しました。この景色は見たことのある方が多いのではないでしょうか?
前から見ると立派な教会に見えるのですが、近づいていくと・・・
このように前壁しかありません。ガイドさんによると、昔、火災が起きたことによりにより教会が焼失してしまい、今の状態になったとのことでした。
壁の何ヶ所かに漢字が刻まれているというのを教えてもらいました。ここには鬼是誘人為悪と書かれています。
漢字の使用方法が中国語で説明できないものがあり、日本人が書いたのではないかと推測されている部分もあるそうです。
見るところはここだけなのですが、日本では見ることができない景色を楽しむことができました。
アジア圏で教会があるのは珍しいですよね。ポルトガルがマカオにキリスト教を布教した当時の雰囲気を感じることができた・・・と思っています。
マカオに来たら一度は見ておきたいスポットです!
聖パウロ天主堂跡(サン・パウロ天主堂跡、中国語: 聖保祿大教堂遺址、ポルトガル語: Ruínas da Antiga Catedral de São Paulo)は、イエスの使徒である聖パウロに捧げられた、マカオにあるポルトガルの17世紀の大聖堂の遺跡であり、マカオの最も有名な歴史的建築物の一つである。大三巴牌坊、または単に大三巴、牌坊として広く知られている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖ポール天主堂跡
場所はこちらです。
聖ドミニコ教会
バスに揺られること数分で、次はやたらと派手な教会にやってきました。なんとも形容しがたい色使いをしている建物です。
さっそく中に入ってみると、外観のイメージとは違ってかなり綺麗な造りとなっていました。いや、綺麗というより美しいといったほうが適切かもしれません。天井も高くて、どこか厳かな雰囲気があります。
奥に入っていくと、像や宗教品が展示されています。名前が分かりませんが、聖書を抱えた男性の像がとても印象的でした。
遠くから見たとき、中指立ててるのかと思って素でビックリしたのは内緒だよ。
くだらんことを考えるな!
展示品の数は約300点だそうです。写真右側には教会の鐘が写っています。しかし、どうやら鳴ることはないようです。
聖ドミニコ教会 (英語: St. Dominic’s Church, ポルトガル語: Igreja de São Domingos, 中国語: 玫瑰堂) は、16世紀後半のバロック様式の教会であり、カトリックマカオ教区の教区教会である。マカオの半島部にあり、民政総署大楼にほど近い聖ドミニコ広場に面している。1587年に完成し、3人のスペイン人ドミニコ会聖職者によって監督された。
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖ドミニコ教会_(マカオ)
場所はこちらです。
マカオタワー
時刻は11時30分です。いくつか観光地を経由した後、マカオ・タワーにやってきました。春節の時期だったからか、館内は春節の飾りつけがなされていました。
ここではマカオの景色が一望できるとのことで、さっそくエレベーターに乗って61階に向かいます。
あっという間に到着です。エレベーターを降りての第一印象は、
日本でも良くある普通の展望台とあまり変わらないな。
でした。
マカオ・タワーの展望台は地上233mの高さがあります。日本では池袋にあるサンシャイン60展望台が高さ226.3mですので、それとほぼ同じ高さです。
ガラス張りの床から下が見えます。地上233mともなるとやはり高く、安全とは分かっていても足がすくみます。
マカオ・タワーの第一印象は日本の展望台と変わらないでしたが、周りを少し歩いてみると日本との大きな違いを見つけることができました。
それは空中アトラクションがあるということです。外を見ると、スカイウォークを楽しんでいる人たちが見えました。
もちろん、バンジージャンプもあります。こんな高いところから積極的に飛べるのだろうか?と思って見ていたところ、やはり係員が背中を押しているように見えました。
そりゃ、飛べるわけないわな・・・。
アトラクションの料金表です(写真は2019年1月時点のものです)。
バンジージャンプのスタンダードプランの料金は3,488HK$(約47,088円)と書かれています。これを高いと思うか、安いと思うかはあなた次第です。
5万円近いお金を払って高いところから飛ぶなんてね。タコヘーはやりたくないな・・・。
払うお金がないなの間違いでは・・・?
マカオ・タワー(マカオタワーコンベンションアンドエンターテイメントセンター、繁体字: 澳門旅遊塔會展娛樂中心、英文表記: Macau Tower Convention & Entertainment Centre)は、中華人民共和国の特別行政区、マカオに位置する塔。地面から最頂部まで、タワーは338メートル(1109フィート)の高さを誇る。棟には全景を見渡せるデッキ状の展望台部分やレストラン、映画館、ショッピングモールが設けられており、外縁を探索することが可能な「スカイウォーク・X」と呼ばれるツアーも用意されている。タワーはマカオの景色を一望できる最良の場所であり、近年は多くの冒険的な活動に用いられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マカオ・タワー
場所はこちらです。
ギャラクシー・マカオ
お次は昼食を兼ね、ギャラクシーマカオにやってきました。
ギャラクシーマカオは複合リゾート施設で、ホテル・カジノ・ショッピングモール・レストラン・映画館・ハイブランドストアなど多数のお店が入っています。とにかく豪華で、大きな建物が並ぶ姿は圧巻です。
施設の総面積は110万平米(東京ドーム約28個分)あり、フラフラしていると迷うこと必至です。ガイドさんからはくれぐれも遠くへ行かないようにと念押しされました。
とはいえ、昼食会場は決まっているのでどこに行くこともなく、黙ってレストランに着席です。
本日の昼食メニューです。コースというほどではありませんが、セットメニューになっており期待が持てました。
料理は普通に美味しかったのですが、あまりに無難すぎて海外感を感じる要素は一切ありませんでした。
デザートも都会的な感じです。やはり美味しく、全く文句はないのですがどこか物足りない感じがしてしまうのでした。
昼食が終わると、1時間程度であれば自由にカジノを楽しんできて良いとのことで、ガイドさんからカジノゲームのルールが書かれた紙をもらいました。
スロットマシンのルールが書かれています。実際にやってみましたが、日本のゲームセンターにあるスロットマシンと大差ない造りとなっていました。ただ、掛けているのは実際のお金であるというのが大きく違うところです。
カジノではミニマムベットが一番安いスロットマシンで細々と30分程度楽しんだ後、ルーレットやダイスゲームで倍倍を夢見て連続ベットをしてみましたが、そんなに上手くいくはずもなく日本円で5,000円ほど失って終わりました。
※カジノ内は写真撮影が禁じられているため、写真は一枚もありません。
場所はこちらです。
聖フランシスコ・ザビエル教会
最後にやってきたのは小ぢんまりとした教会でした。先ほど行ってきた聖ドミニコ教会とは違い、全体的に小規模な感じです。
しかし、それがこの教会の味となっているように感じました。黄色い教会なのは同じですが、全体的に小奇麗にまとまっていて良い雰囲気です。
中に入ってみるとフランシスコ・ザビエル像が出迎えてくれました。
あれ?めっちゃフサフサやん・・・。
マカオで見たフランシスコ・ザビエルは日本の歴史の教科書で見た彼とはまるで違っていたのでした。
聖フランシスコ・ザビエル教会(せいフランシスコ・ザビエルきょうかい、中国語: 聖方濟各聖堂、ポルトガル語: Capela de São Francisco Xavier)は中華人民共和国マカオのコロアネ島にあるカトリック教会。1928年に創建された。名称は日本初のキリスト教布教をしたフランシスコ・ザビエルに由来する。かつてはザビエルの右腕の骨などが納められていたが、現在は聖ヨゼフ修道院及び聖堂に移されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/聖フランシスコ・ザビエル教会_(マカオ)
場所はこちらです。
チーズタルトを食す
教会のすぐ近くにはエッグタルトの名店があるとのことで、ここに寄るのもツアーに組み込まれていたのでした。
お店の名前はLoad Stow’s Bakery(ロード ストウズ ベーカリー)です。後から調べて知ったのですが、ここが本店のようでした。
パイ生地に焦げ目のついたプリンが乗っています。日本で食べるエッグタルトと違って、かなり濃厚な味がします。普通に美味しいです。
甘いもの好きのタコヘーには最高に合うスイーツだ・・・。
かなり熱々なのでやけどに注意です。そして、油がかなり多く使われているため、食べている途中で垂れてくる場合があるのでこちらも要注意です!
場所はこちらです。
このお店は日本でもアンドリューのエッグタルトという名前で出店しています。
香港へ戻り、間食
15時を過ぎたところでツアーの全行程が終了し、香港に帰ることになりました。朝早かったこともあり、フェリーでは爆睡し、気付けば香港に入国していました。
一度ホテルに戻った後、小腹が空いたので間食を食べに出かけることにしました。インターネットで調べてみたところ、近くにある池記(チケイ)というお店のワンタンメンが美味しいとのことで、さっそく行ってみることにしたのでした。
地図を頼りに付近を歩いてみたところ、お店は簡単に見つかったのですが・・・
かなりの人気店のようで、行列ができていました。一瞬迷いましたが、昨日のヴィクトリアピークに比べれば遥かにマシな列だったので、並んでみることにしたのでした。
昨日の行列とは大違いで回転率が良かったのか、20分も待たずに席に座ることができました。店内は家族連れを中心に大賑わいです。さすが人気店です。
席に着くと既にセットメニューが書かれた紙が置かれていました。「麺類 + 飲み物 + 一品料理」を好みに合わせて自由に選択できる形式となっていました。
何がオススメか分からなかったので、美味しいといわれているワンタンメンと、野菜メニューで一番左に書かれていたチャイニーズケール(カイラン)のスープを注文しました。飲み物は緑茶です。
注文して約10分で料理が到着しました。
しかし、様子がおかしいのです。
ワンタンメンを頼んだはずなのに、運ばれてきたのは素ラーメンのようなものでした。
これはまさか、チャイニーズクオリティにやられちまったか・・・!?
まあ仕方ない、食べてみるか・・・と箸を進めていくと!
ちゃんとワンタンメンだった!すみませんでした!
ただ、ワンタンが下に埋まっているだけだったのでした。見た目だけでチャイニーズクオリティなどと失礼なことを考えた自分が恥ずかしくなりました。
そもそもここは人気店、そんなことあるはずがないのです。反省しました。
ワンタンはすごくジューシーで、噛めば噛むほど旨みを感じられる味です。これまで食べたワンタンの中でもトップクラスの美味しさでした。人気なのが頷ける味で文句なしです!
麺は歯ごたえを感じられるものが使われていて、個人的にはかなり好きな部類でした。スープもかなり食べやすいあっさり醤油味となっており、これもまた美味しくて最高でした。
カイランのスープは見た目通りのあっさり感がそのまま味に現れていて、箸休めに最適です。
全体的にバランスが良いセットとなっていて大満足です!あっという間に食べきってしまったのでした。並んでまで食べたくなる味なのが良く分かりました。
会計は66HK$(約891円)でした。美味しかったのは間違いないのですが、香港は食費が日本よりも高いように感じますね。数日後のタイ行きを控えていると尚更そう思えてくるのでした。
腹ごしらえが終わると辺りが暗くなり始めたので、昨日に引き続き海沿いに夜景を見に行ってみることにしました。
場所はこちらです。
その4へ続く
今回はここまでです!
マカオツアーを楽しみ、再び香港に戻ってきたタコヘー。明日はツアーの予定がなくフリーでいられるため、今夜は時間を気にすることなく夜の街を満喫することができます。
昨日に引き続き夜景を見に行った後は、香港で有名なあのマンションを調査してみることに・・・!?
続きはこちらから!
コメント
こんにちは。自分は、約30年前にマカオに行きました。1日ツアーだったのですが、記憶にあるのは船に乗って聖ポール天主堂跡とカジノで少し遊んだ事だけです。今度は、カジノでゆっくり遊びたいですね。
ナルカナさん
こんばんは!いつもコメントありがとうございます!
ナルカナさんは30年前にマカオに行かれたんですね!そうすると、まだポルトガル領だった頃なのでしょうか。歴史を感じますね。
カジノは楽しかったのですが、泥沼にはまると有り金ほとんど持っていかれそうな気がして怖いです(笑)
ただ、カジノ付帯のホテルはかなり豪華に見えたので、私も一度は泊まってみたいです!海外に行けるようになったら是非希望を叶えちゃいましょう!
またブログ読んでください!今後ともよろしくお願いします!